門柱・門扉の種類

機能門柱(ポスト・インターホン・表札・照明一体)
細い柱や袖壁のような板に、表札、ポスト、インターホン、照明をまとめて取り付ける既製品の門柱です。メーカーによって、機能ポールやエントランスポールなど呼び名が違います。場所を取らず、ブロックで組む門柱より費用を抑えやすいのが特徴です。
表札は、商品に用意された物から選ぶ型と、市販の表札を付けられる型があります。二世帯住宅向けに、表札やインターホン、ポストを2つずつ組み込める商品もあります。宅配ボックスを組み込める型もありますが、宅配ボックスを門柱と別に置くか一体にするかは、荷物の大きさや置き場所で決めます。
詳しくは宅配ボックスをご覧ください。
造作門柱(ブロック積み・塗り・タイル)
コンクリートブロックを積んで門柱をつくり、表面をモルタルや塗り材、タイルなどで仕上げる門柱です。高さや幅、ポストを埋め込む位置を自由に決められ、家の外壁の色や素材に合わせた門まわりにできます。
自由度が高い分、既製品の機能門柱より費用は上がる傾向があります。基礎をつくり、ブロックを積んで仕上げるまでに日数もかかります。表札やポスト、インターホンをどこに付けるかは、積む前に図面で決めておきます。
片開き・両開き門扉
扉を押したり引いたりして開ける、いちばん基本の門扉です。1枚の片開きは、人が出入りするだけの狭い間口に向いています。同じ大きさの2枚を組み合わせる両開きは、広い間口の門に使われます。
開き戸は種類が多く、ほかの型より価格が安い商品が多いのが特徴です。一方で、扉が開く分のスペースを門の内側か外側に空けておく必要があり、門の前に車を停める家では扉が当たらないかを確かめます。
扉の素材は、軽くて錆びにくいアルミ形材が最も一般的です。重厚な装飾がほしい場合はアルミ鋳物、木の雰囲気がほしい場合は木製や樹脂製を選びます。民間の比較サイトでは、アルミ形材の門扉は10万〜30万円、アルミ鋳物は20万〜50万円、木製・樹脂製は15万〜40万円が目安とされています(税込か税抜かの記載なし)。
親子開き・アコーディオン(伸縮)門扉
親子開きは、大きさの違う2枚の扉を組み合わせた門扉です。ふだんは大きい親扉だけで出入りし、自転車やベビーカー、大きな荷物を通すときは小さい子扉も開けて間口を広げます。
アコーディオン門扉は、扉が蛇腹のように伸び縮みして開け閉めする門扉です。駐車場の入口など、広い間口をふさぐカーゲートとしてよく使われます。引き込むスペースが要らず、工事も比較的短く済みますが、防犯の力は低めで、ペットや子どもの飛び出しを防ぐのが主な目的になります。強い風にあおられやすい点にも注意が要ります。
引き戸門扉
扉を横に滑らせて開ける門扉です。レールの上を走る型と、レールを使わずに上から吊る型があります。扉の前後に開くスペースが要らないため、門のすぐ前が道路になっている家や、門の前が狭い家に向いています。地面との段差をなくしやすく、車いすやベビーカーも通りやすくなります。
ただし、扉を引き込むために、間口とほぼ同じ幅のスペースを門の横に空けておく必要があります。そこにブロック塀や建物があると付けられません。開き戸より本体も工事費も高くなる傾向があり、レールの型はレールにたまる砂利や落ち葉の掃除も要ります。
門扉の交換(柱を残すか替えるか)
門扉の交換には、今の門柱を残して扉だけを新しくする方法と、柱ごと替える方法があります。扉だけなら、古い扉を外して新しい扉を吊り込むだけで済み、工事は半日から1日ほどです。
ただし、古い柱の強さが足りない場合や、新しい扉が重い場合は、柱ごとの交換になります。柱の寸法で選べる扉が限られることもあります。柱ごと替える場合は、古い柱を壊して基礎からつくり直すため、工事は2〜5日ほどかかり、その分費用も上がります。

福山市で外構工事をご検討の方へ
- 駐車場・フェンス・ブロック塀など、工事の場所ごとにまとめて相談できます
- 現地を測って出る見積書で、工事の内容と税込の金額を確かめてから依頼を決められます
- 提携事業者の建設業許可は、番号を確かめられたものだけを本サイトに載せます
門まわりの配線とポストの選び方
インターホンと照明の配線
機能門柱にインターホンや門柱灯を組み込む場合、家から門柱まで配線が要ります。配線が要る物を後から足すと、地面を掘り直すことになるため、門柱に何を組み込むかは早めに決めておきましょう。
門柱灯やコンセントなど、家の電気の配線につなぐ工事は、電気工事士法で電気工事士の資格が要る工事です。見積書に電気工事が入っているか、誰が行うかを確かめてください。
詳しくは外構の照明をご覧ください。
ポストの向きと取り出し方
ポストは、郵便物を入れる口と取り出す口の向きで2つに分かれます。前入れ・前出しは、入れる面と同じ面から取り出す型です。壁や柱を貫かずに付けられ、値段も手ごろですが、取り出すたびに道路側へ出ることになります。
前入れ・後ろ出しは、道路側から入れた郵便物を敷地の内側から取り出す型です。雨の日も道路に出ずに取り出せ、中身を人に見られにくくなります。その代わり、門柱や塀を貫く工事が要り、奥行きも取るため、付けられる場所が限られます。門柱の向きと玄関の位置を見て、取り出す人がどこに立つかから決めると使いやすくなります。
門柱・門扉の費用の目安
門まわりの工事について、民間の比較サイトが出している全国の目安です。金額の税区分はどのサイトにも記載がなく、払う額は見積書の税込総額で確かめる必要があります。
門扉だけの交換
7万〜25万円(工事は半日〜1日)門柱もあわせて交換・新設
20万〜60万円(工事は2〜5日)門柱の交換・設置
10万〜30万円門扉・門柱
15万〜50万円(全交換・新規は40万〜60万円)門まわりのアプローチまで工事
50万〜150万円以上
内訳では、古い門扉や門柱の撤去が2万〜5万円、廃材の処分が1万〜3万円、門柱の基礎が1本あたり2万〜4万円ほどとされています。インターホンや照明の電気工事は、これとは別にかかります。アプローチまで含めた外構全体の予算は、外構工事の費用の目安もあわせてご覧ください。
