ふくやま外構工事相談室
新築住宅の前に仕上がったコンクリート駐車場とカーポート、門柱、横板フェンス

福山市の玄関まわりの手すり・スロープ

ふくやま外構工事相談室は、玄関ポーチや門から玄関までの屋外に手すりを付け、段差をスロープでなだらかにする工事についてまとめています。屋外の手すりは、アルミや樹脂で覆った手すりを、コンクリートに穴をあけて埋め込む支柱や、床に留める金具で固定します。スロープは階段の横に並べてつくるか、低い段差を削ったりかさ上げしたりして解消します。要介護・要支援の認定を受けている方は、介護保険の住宅改修費の対象になることがあります。

手すりを付けたい場所と段数、使う方の状態(杖・車いすなど)、介護保険の要介護・要支援の認定を受けているかをお知らせください。介護保険を使う場合は、担当のケアマネジャーの名前も分かると話が進めやすくなります。本サイトの運営者がご相談を読んでお返事し、採寸と取り付けは福山市の提携業者が受け持ちます。提携業者は建設業許可などを確かめてから運営者情報に掲載します。本サイトへのご相談に料金はかかりません。

外構工事のご相談・お見積もり依頼

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玄関の手すり・スロープの種類と付け方

玄関前の階段に付けた手すりと横のスロープ

玄関ポーチの手すり

玄関ドアの前のポーチと、その下の1〜2段の段差に付ける手すりです。ドアを開け閉めするときや、鍵を出すために立ち止まるときに体を支えられるよう、ドアの開く向きと反対側の壁ぎわや、段差の上り口に付けることが多い場所です。

ポーチの床がタイル張りの場合は、タイルとその下のコンクリートに穴をあけて支柱を立てます。外壁に金具で付ける方法もありますが、外壁の中に下地があるか、穴から雨水が入らないかを確かめる必要があります。

門から玄関までの手すり

門や駐車場から玄関までの通路に沿って、連続して付ける手すりです。通路が長い場合は、途中で途切れないように支柱の間隔を決め、曲がり角では手すりをつなぐ部品を使います。

厚生労働省の通知は、介護保険の「手すりの取付け」に、玄関から道路までの通路に付けるものも含めています。夜も使う通路なら、足元を照らす照明を一緒に検討しておくと、暗い時間の出入りが楽になります。

階段の手すり(片側・両側)

アプローチの屋外階段に付ける手すりです。国土交通省の高齢者向け住宅の指針は、階段の手すりを少なくとも片側に、踏面の先端から700〜900mmの高さに設けるよう定めており、勾配が45度を超える階段は両側としています。

上りと下りで握る手が左右入れ替わるため、ふらつきのある方や片側にまひのある方が使うなら、両側に付けることも検討します。

スロープ(勾配)

段差の代わりに、なだらかな坂をつくる工事です。住宅のスロープの勾配に決まった数値はありませんが、不特定多数が使う建物の基準(バリアフリー法施行令)では、敷地内の通路の傾斜路は勾配1/12以下(高さ16cm以下なら1/8以下)、幅は段に代わるものが120cm以上、段に並べるものが90cm以上とされています。

1/12の勾配では、30cmの高さを上がるのに360cmの長さが要ります。敷地にその長さが取れない場合は、途中で折り返す、手すりを両側に付ける、車いすの介助を前提に勾配を決める、といった方法を考えます。

後付けの手すり(コア抜き・ベースプレート)

すでにある土間コンクリートやタイルに、後から手すりを付ける方法です。コア抜きは、専用の機械でコンクリートに丸い穴をあけ、支柱を差し込んでモルタルで固める方法で、しっかり固定できます。

ベースプレートは、支柱の足元に付いた金属の板を、床にアンカーボルトで留める方法です。穴を深く掘らずに済む一方、床のコンクリートの厚みや端からの距離が足りないと固定が弱くなります。どちらにするかは、床の材質と厚みを見て決めます。

段差の解消

玄関ポーチと通路の間の高い段を、2段に分けて1段を低くする、通路を部分的にかさ上げする、といった工事です。厚生労働省の通知では、玄関から道路までの通路の段差や傾斜を解消する工事も、介護保険の住宅改修の対象に入っています。

福山市の住宅改修のQ&Aでは、玄関から公道へ出るための屋外通路を滑りにくい舗装材に変える工事も対象とされ、通路の幅は原則90〜120cmまでが対象範囲です。本来の動線でない庭に通路を新しくつくる工事は対象になりません。

砂利敷きの前庭で、縁石に沿ってメジャーを当てて寸法を測る手元

福山市で外構工事をご検討の方へ

  • 駐車場・フェンス・ブロック塀など、工事の場所ごとにまとめて相談できます
  • 現地を測って出る見積書で、工事の内容と税込の金額を確かめてから依頼を決められます
  • 提携事業者の建設業許可は、番号を確かめられたものだけを本サイトに載せます

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玄関の手すりと介護保険の住宅改修費(福山市の場合)

福山市の介護保険課が案内している住宅改修費の内容です(2026年10月4日時点)。

  • 対象になる方

    要介護・要支援の認定を受けている方
  • 対象の工事

    手すりの取付け、段差の解消、滑りの防止や移動のための床・通路面の材料の変更、引き戸などへの扉の取替え、洋式便器などへの取替え、これらに付帯して必要な工事
  • 支給額

    対象工事費の9割〜7割(自己負担の割合は介護保険負担割合証で確認)
  • 支給限度基準額

    同一の住宅につき20万円
  • 支払い方法

    一度全額を払って後で支給を受ける「償還払い」と、自己負担分だけを業者に払う「受領委任払い」(2026年4月1日以降の事前届出分から)
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    ケアマネジャーに相談する

    工事が必要な理由を、担当の介護支援専門員(ケアマネジャー)などに伝えます。支給の対象になるのは、ケアマネジャーなどが必要と認め、「住宅改修が必要な理由書」に書いた工事だけです。

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    見積もりを取り、着工前に届け出る

    市の標準様式の見積書、着工前の日付入り写真と完成予定図、施工場所が分かる平面図をそろえ、事前届出書と一緒に出します。着工後の届出は受け付けてもらえません。

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    工事をして、完成後に申請する

    工事が終わったら、本人名義の領収証、工事費内訳書、完成後の日付入り写真を付けて支給を申請します。届け出た内容と違う工事をする場合は、変更の前に介護保険課(084-928-1166)への連絡が必要です。

玄関の手すりの高さと握りやすさ

手すりの高さは、指針の700〜900mmの範囲の中で、使う方の身長と歩き方に合わせて決めます。杖の使い方や姿勢で握りやすい高さは変わるため、使う方に実際に立ってもらって合わせるのが確実です。

握る部分の太さは、指が回りきる太さかどうかを実際に握って確かめます。屋外の手すりは夏の日差しで熱くなり、冬は冷たくなるため、金属がむき出しのものより、樹脂で覆ったものを選ぶ家もあります。

玄関の手すり・スロープの費用

民間の比較サイトの解説記事では、屋外の手すりの取り付けは材料費と工事費を合わせて約5万〜14万円とされ、硬い床に穴をあけて設置する工事費だけで7万〜8万円ほどかかるとしています(税込・税抜の記載なし)。手すりが長くなるほど、支柱の本数が増えて金額も上がります。

介護保険の住宅改修費を使う場合は、支給限度基準額の20万円までの工事費のうち、自己負担の割合(1〜3割)を除いた分が支給されます。スロープや段差の解消を一緒に行うと20万円を超えることもあるため、どの工事を対象にするかをケアマネジャーと相談して決めます。

よくある質問

介護保険を使う手すりの工事は、どの業者に頼んでもよいのですか?

業者は比べて選べます。福山市は、見積もりを必要に応じて複数の業者から取り、比べるよう求めています。着工前の届出には、ケアマネジャーなどが作る理由書と、市の様式の見積書、着工前の写真が要ります。受領委任払いを使うなら、その業者が市に届け出ているかも確かめてください。

置くだけのスロープでも、介護保険の住宅改修になりますか?

なりません。厚生労働省の通知では、工事を伴わず置くだけのスロープは住宅改修の段差の解消から除かれ、福祉用具の貸与の対象として扱われます。昇降機や段差解消機のような動力で段差を解消する機器を設置する工事も、住宅改修には含まれません。

手すりを付けた後で、位置を少し変えたくなったらどうなりますか?

届出の後に工事の内容を変える場合は、変更の前にケアマネジャーなどから福山市の介護保険課へ連絡が必要で、連絡なく変えると支給の対象外になります。ただし、手すりの取り付け位置が10cm以内の変更であれば、連絡は要らないとされています。

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